08環境塾…生ごみを活かしたおいしい野菜づくり

2012年03月09日

2008年11月16日実施

生ごみを活かしたおいしい野菜作り

 
  報告者 情報システムチーム 市吉登美一


日時:平成20年11月16日(日)13:00~15:30
場所:田上市民センター

11月16日(日)、おおつ環境フォーラム 生ごみリサイクルプロジェクトが担当する講座9「生ごみを活かしたおいしい野菜作り」に参加しました。田上市民センターに集まった参加者は14名、スタッフ3名。天気予報が雨模様だったので欠席者が多かったようです。
まず、生ごみリサイクルPJの森井さんより、おおつ環境フォーラムの設立経過、大津市のごみ処理状況、ごみ処理費用、生ごみの堆肥(コンポスト)化事業について配布資料で概要が説明されました。なんと!大津市では「ごみ処理」に市民一人当たり11,000円強が使われていることには…びっくり!

生ごみリサイクルPJでは「生ごみのコンポスト化事業」として2種類の処理方法を進めているそうです。その一つ「生ごみ処理機によるコンポスト化」に付いて、瀬田小学校【給食の残飯のコンポスト化】の実例を掲げて説明をされました。これは、好気性菌が生ごみを分解促進しやすい適正湿度・温度環境を機械的に維持し、短期間で生ごみをコンポスト化する方法です。 生ごみから作ったコンポストは、牛糞・油粕などを加えて、肥料・土壌改良剤として使用しているそうです。
もう一つのコンポスト化事業として「EM【有用微生物群】を利用した生ごみのコンポスト化」について、実演を交えて稲田さんから説明を受けました。

 二つの処理方法、共にコンポスト化の原理は、「有用微生物群による生ごみの分解作用」で、機械的(人為的)に微生物群の作用を促進しコンポスト化する方法と少し期間はかかるが保温などせずに微生物群の分解作用が促進しやすい状態を作って低コストでコンポスト化する方法とがあるんですね。
 いずれにしても、生ごみから出来たコンポストを使った栽培は「安全で世に云われている有機栽培の原点なのかなぁ~」と思いました。説明によると…出来た野菜類は【本当に美味しいそうです】⇒『一度生ごみをコンポスト化し野菜作りをして食べてみようかなぁ~』と云うのが参加者の講習が終わっての最後の拍手にこもっていました。

 生憎の雨上がりで楽しみにしていた市民農園での実習は出来ませんでしたが、市民農園の見学をしました。そして、EM活性液のボトルをお土産にいただき、おいしい野菜作りへの夢を胸に家路につきました。

 


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Posted by Satoyamahozen at 23:20│Comments(0)環境塾
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